PureAcoustic by NeotenicSound
エフェクトロニクスエンジニアリング社 浜田いっぺいさん製作のアコースティック楽器用プリアンプ「Pure Acoustic」です。
まず、試奏するためにつないで音を出した時点で、「あ、良い音・・・」って思うはず。
アコースティック楽器用プリアンプは様々なメーカーから沢山発売されていますが、この「Pure Acoustic」は、これまで試したプリアンプとは、全く目的が違い、結果として音の情報の中身の違う、電気的に再生した「音」に本来の情報としての「音」を乗せるアイテムです。
一番右端の「Density」というツマミがポイントです。 わかりやすくはリミッター的なツマミなのですが、ここの設定で「いつも生音で弾いている時と同じ弾き方で生音と同じトーン」を出せます。
エレアコをラインで弾いていると、1、2弦が線の鋭い金属的な音でスピーカーからの音に合わせて、耳馴染みの良い音を出すために右手をコントロールしなければならない経験は誰しもが持っていると思います。 ところがこの「Density」で良いポジションを見つければ、生音で弾いている時の、いつもどおりの音の置き方ができるのです。 これは人によっては「楽に弾ける」という言葉が使われたりします。
「楽に弾ける」は手抜きできるのではなく、線の鋭い金属的な音を、使えるような音を出すために腐心していた右手が、この「Pure Acoustic」を使えば、自分がいつもイメージして音にしているものを、いつもどおりの弾き方でスピーカーから出せるって事です。
その他のトーン系のつまみは、更に充実した音色にするため勘所を突いたツマミたちです。 補正するよりは積極的に作り込む印象で操作できます。
こだわっている弾き手は「ダイレクトなもの」を求めていると思います。 多くのこだわりプリアンプはよりダイレクトな回路構成で「ピュア」な音質を求めていて確かに「ピュア」な音が出ています。
今回紹介したNeotenic Sound 「Pure Acoustic」は弾き手の脳みそ(イメージ)に対して「Pure」な音を再生する機材です。 つまり「...全く目的が違い、結果として音の情報の中身の違う、電気的に再生した「音」に本来の情報としての「音」を乗せるアイテム」です。
販売価格¥45,360(税込)
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メール:mpo-shop@mpoguchi.com 有村あてで。
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